店主の思い

手にした瞬間、
遠い時代の温もりを感じることがあります。

100年以上の時を経てもなお、
美しく輝くアンティークのカトラリーたち。

イギリスでは、親から子へ、そして孫へと

大切なものを受け継ぐ文化が息づいています。

使いながら磨かれ、
少しずつ刻まれた小さな傷や輝きは、

家族の記憶や日々の暮らしの証。

そうした背景に惹かれ、

私も“時間を重ねるほどに美しさが増すもの”を
お届けしたいと思うようになりました。

この小さなカトラリーが、

忙しい日常の中でふと手に取った瞬間に、

少し心が和らぐような存在であれば嬉しいです。

日々の暮らしに、そっと寄り添う
一匙(ひとさじ)となりますように。

そしてまた、あなたの手から次の誰かへと

優しさが受け継がれていきますように。